ヴィッツにはリアスピーカーがありません。
これでは後部座席の人が音楽を十分に楽しめないし、音の広がり的にも不十分な気がしていたので、いつかはリアスピーカーが欲しいなと思っていました。
そんなおり、オートバックスのブランド「Protone」の置き型スピーカー「VSP-04R」の安売りがチラシに掲載されているのを発見。定価4,000円弱が2,000円弱で売っています。
これまでナビ、メインスピーカー、ウーファーとアルパイン製で固めてきたので、リアもアルパイン製がよかったのですが、お財布と相談した結果、「とにかくリア側の音の補完がちょっとでもできればいいや」という考えのもと、格安スピーカーで欲求を満たすことにしました。
仕様は以下のとおりです。
○瞬間最大入力:60W
○定格入力:15W
○出力音圧レベル:87dB
○インピーダンス:4Ω
○再生周波数帯域:120Hz~20kHz
さすがにアルパイン製の置き型スピーカーと比べると貧弱な仕様ですが、小型でどこにでも置けそうなのがいいです。
まずは、置き場所の確保。リアのトランクスペースに直接置くことにしました。
ねじ等で固定しないので、荷物の状況によって位置をずらすことが可能です。
これなら「余計なものが増えた」と言いそうな妻も納得してくれることでしょう(笑)
スピーカーから出ている配線は+とーの2本。左右のスピーカー合わせて4本です。これらをサイドビューテープLEDを取り付けた時を参考に、ドア下のスカッフプレート内側等を通しながらフロントまで持ってきます。
エアコンパネルイルミを交換した時を参考に、ナビの裏側にアクセス。説明書を見ながら、ナビの裏側からたくさん出ている端子の中のリアスピーカー出力用のものを見つけ出して引っ張り出します。
ナビの端子には、トヨタ車純正リアスピーカー向け(?)のカプラーがついていたのですが、Protoneのスピーカーの配線側にはそんな素晴らしいものはついておりません。
オートバックスの店員さんによれば、このカプラーに対応できるキットを注文することも可能なようでしたが、面倒なので私は直接ギボシ端子による接続を試みることにしました。
よって、付いていたカプラーは取り外します。
ナビ側の端子を確認しながら、スピーカーの配線にオスとメスのギボシ端子を装着。
ナビ側の端子と接続します。これで接続完了です!
音も無事鳴りました。仕様が仕様なので、他のスピーカーに比べて肩を並べるような迫力のある音は出ませんが、後部座席に座って音楽を聴いたところ、以前と比べてしっかりと音が聞こえるようになりました。
最後に、フロントのナビ周りの化粧パネルを外したついでに、イルミを1個エアコンの吹き出し口内に設置してみました。
エアコン吹き出し口の奥にぼんやりと点灯する青色がいいですね~。
ヴィッツにDIYでリアスピーカー「Protone VSP-04R」を取り付け
2010年7月11日