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映画「不都合な真実」を見てきました

2007年2月13日

映画「不都合な真実」を見てきました。
アメリカの元副大統領、アル・ゴア氏がこれまでに何回も世界各国で行ってきた地球温暖化防止を訴える講演活動を通して、現在いかに地球温暖化が深刻な状態であるか(=事実を見つめたくない人にとっては“不都合な真実”)を伝えるドキュメンタリー映画です。
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世界各国の過去と現在の写真や、具体的なCO2と気温変動のグラフなど、ありのままのデータだけを通して分かりやすく訴える地球の危機は、一部視覚的な効果もあると思いますが、日ごろ、メディア等で大々的には取り上げられない事実だと思います。
特に、「熱い湯にカエルを入れればすぐカエルは逃げ出そうとするが、冷たい水にカエルを入れてだんだんと熱していった場合には、カエルは逃げない」というアニメーションが訴える、人間の「強いショックを与えないと危機感を感じない」という例えは分かりやすく、最も納得しました。
毎年だんだんと夏の暑い日が多くなっている気がしますし、今年の冬が暖冬で東京に雪が降らなかったという周知の事実も温暖化が進んでいる証拠の一端と受け止めることが可能です。しかし、小さな変化すぎて、皆あまり気に留めていないことでしょう。いざ、現実を見つめたときに「いつの間にこんなに!」とならないためにも(もうかなり遅いと思いますが)、自分ができる小さな温暖化対策(たとえば省エネマークのついた電化製品を選ぶ等)を実行していきたいと思います。


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