5月28日(木)
聖ヤコブ大聖堂の主祭壇右奥には小さな洗礼所(上の写真)があります。
ここの天井や壁面には精緻な彫刻が一面に施されており、彫刻者の技術の高さを伺わせます。
彫刻というと、屋根とか手の届かない遠い場所にあるものばかりですが、ここは目と鼻の先にあるので、その精巧さを間近で見ることができます。
外の壁面には、さまざまな表情をした72人の人や動物の顔が刻み込まれています。
刻み込まれた人々の素性はよくわかっていませんが、当時の市民の姿とする説が有力です。
でも、何も知らないでふと見上げて見つけてしまったら、ちょっと怖いかも。