前回の記事で、自作PCに挑戦した話を書きましたが、今日はその続きです。
今回選んだBenQのモニターは、アスペクト比16:9の24型ワイドフルハイビジョン液晶ディスプレイ。 BenQブランドの液晶の中でも上位機種となる「E2400HD」です。
最近、光沢のあるグレア液晶が流行っており、発色の良さからメインPC用もグレア液晶タイプにしようかなぁと思っていたのですが、結局通常のノングレア液晶タイプにしました。
最大の理由は、この液晶モニタの実物を見たとき、他のモニタよりも綺麗に画面が写っているように見えて、なおかつスペックの割りに安かったから(笑)
アスペクト比16:9、解像度1920x1080のパネルは、少々横長ってイメージですが、TVやビデオ等の16:9のコンテンツを、黒帯を表示させることなく、画面いっぱい表示することが可能。
輝度は300カンデラ、コントラスト比は1000:1、応答速度も5msと申し分なし。
その他、画質自動補正の「Senseye+photo」、中間階調域で2msの高速応答を実現する「AMA」といった独自技術の搭載が充実。
HDMI端子を装備しているので、PCとHDMIケーブルでつなげば綺麗な画像を楽しめそうでした。
というわけで、さっそくHDMIケーブルを買ってきてPCとつないだのですが、普通のDVIケーブルでつないだ場合との違いは、素人目にはよくわかりませんでした(笑)。
解像度1920x1080って、すごい広いですね。これまで17インチのモニタだったのですが、それとくらべて文字が小さい・・・。解像度を下げて拡大表示してみたのですが、やはりというか、液晶モニタの構造上、どうしても最適な解像度以外の解像度にすると文字がぼけたり、サイズの縦横比が変になったりとうまくいきません。フォントサイズを大きくするくらいしかなさそうです。
まぁ、広いデスクトップのおかげで、画像加工がしやすくなりました。これは本当にいいですね。
BenQの液晶ディスプレイは他のメーカーと比べてダントツに安く、知名度もいまいちって感じで不安だったのですが、DELLにOEM供給しているといった話がネットに流れているし、最近PC雑誌もBenQのディスプレイを取り上げるようになってきたので、名の知れないアヤシイメーカーというわけではなさそう・・・ということで購入に踏み切りました。
まぁ、安いのにはもちろん理由があるのでしょうが、今のところマイナスの話題としては、「内蔵スピーカーがオマケ以下」、「他のメーカーよりも目が疲れやすい」という話しか聞いていません。
安価な液晶だと目が疲れやすいのかどうか分かりませんが、小さい文字を追いかけるのは確かにちょっと疲れます。フォントサイズを大きくするのは必須ですね。
スピーカーは、HDMIで接続したら音が出なくなりました。これは、HDMIという規格が画像と音の両方を一本のケーブルでまかなおうというものであるにもかかわらず、PC側の接続端子(ディスプレイボード)からは画像だけで、音のデータが出ていないためだと思います。
そんなわけで、どのくらいひどい音なのかあまり試さないうちに内蔵スピーカーを使わなくなってしまいましたので、音のレビューはできません。
まぁ、音楽を聴きたいという場合は、普通はちゃんとした外付けのスピーカーを買うでしょうから、内蔵スピーカーは本当に「オマケ」なんでしょうね。オマケだったら要らないからもっと安くしてほしいな。
・・・と、ここまでがBenQのレビュー。
前回、起動後から動作がおかしいという話をしていましたが、結論から言いますと、HDDのデータケーブル差し込み先(S-ATA)を、ASUS独自機能のない方につなぎなおして、もう一度OSの再インストールから実施し、インストール後、最優先でWindows Updateを行ったところ、すべてのUpdateが正常完了し、動作が安定しました。
ネット等で原因を検索しまくっていましたが、よく「交換したらぴたっとエラーがなくなった」という書き込みが多数あるメモリーは、memtest86を使用してチェックしましたが、問題なしでした。メモリメーカーのサイトでも、利用しているマザーボード「P5Q PRO」で動作確認済みとなっていますので、個体差はあると思いますが、相性の可能性は低いと思われます。
そして、うまくいかなかった理由は・・・分かりません。HDDのデータケーブル差し込み先(S-ATA)がいけなかったのか、Windows Updateを行うタイミングが遅すぎたのか・・・。
まぁ、終わりよければすべてよしということで。
【レビュー】BenQ E2400HD と 自作トラブルの解決
2008年11月24日