5月30日(土)
城壁の内側は、ここで生活している人の営みを間近に見ることができます。
写真は家と城壁との間にヒモを渡して、洗濯物を乾かしている光景。なぜか絵になりますね。笑
一部の場所は、がれきの山になっていました。
1991年12月、旧ユーゴ連邦軍による砲弾がこの街に浴びせられました。ユーゴスラビア連邦解体の過程で起こった内戦です。砲弾の数は2,000発といわれており、旧市街の多くの建物は破壊され、多くの市民が犠牲になったそうです。
これまで旅してきた場所の数々に、内戦の傷跡が見受けられましたが、ここのがれきもその跡のひとつでしょうか・・・。
城壁の上から見ると屋根瓦の色がところどころ違うことに気付きます。色鮮やかな瓦は砲撃後に修復されたもので、少し黄色がかった瓦は内戦を免れた瓦だそうです。
余談ですが、どの家にもパラボラアンテナがありました。笑
ちなみに右手前の家のエアコンはLG電子のものです。
「だから何?」と突っ込まれると困るのですが・・・。
そして、家の庭々を見ていたら、怪しげなものを発見!
中央のアレ、どう見ても、ギロチンにしか見えないんですけど・・・。
クロアチア・スロベニア風景写真@ドゥブロヴニクの城壁一周巡り(その3)
2009年12月19日