クロアチア・スロベニア風景写真@ディオクレティアヌス宮殿(その3)とボスニアのスーパー
5月29日(金) 写真は、ディオクレティアヌス宮殿内の大聖堂のための洗礼室。 ディオクレティアヌス居住当時は最高神ユピテルに捧げる神殿として建てられたものですが、改築されました。 目の前にある巨大な石の洗礼盤には、プレロマネスク様式。クロアチア王が彫られています。 像は聖ヨハネ。天井に彫られた精緻な彫刻も必見ですが、細かすぎてよくわかりません。汗 とにかく凄いな~って感じでした。 この後、スプリットを後にし、旅の最終目的地であるドゥブロヴニクへ。 バスで 約4時間半の長旅でした。 ここまで、ずっと北から南 ...
クロアチア・スロベニア風景写真@ディオクレティアヌス宮殿(その2)
5月29日(金) 宮殿内にあったローマ皇帝ディオクレティアヌスの霊廟は、8世紀に改築されて大聖堂に変身。 祀られているのは、スプリットの守護聖人である聖ドムニウスです。 ディオクレティアヌスは303年にキリスト教弾圧の勅令を交付し、教徒たちを迫害していますが、この人はその弾圧によって殉教した司教さまとのこと。 自分の霊廟が改築されて自分が迫害した人を祀る建物になっちゃうなんて、ディオクレティアヌス側の立場に立ってみると、なんだか複雑な気持ちになりますねぇ。 ちなみに改築後、安置されていたディオクレティアヌ ...
クロアチア・スロベニア風景写真@ディオクレティアヌス宮殿(その1)
5月29日(金) ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿は地盤沈下により、最下層の部分が上の写真のように地下室のような形になっています。 かつては倉庫などに使われていたようですが、移り住んだ住人によってゴミ捨て場(ゴミを埋める場所)に変更。笑 そのおかげで当時の形を留めたまま今まで残っているのだとか。 壁にかかっていた、当時の宮殿の想像図です。 当時は海に囲まれていたようですが、今は少し埋め立てられて陸の真ん中に宮殿がある感じ。
クロアチア・スロベニア風景写真@スプリットの街の様子【魚眼】
5月29日(金) トロギール見学を終えた後、向かったのはクロアチア第2の都市、スプリット。(第1は27日に行ったザグレブ) 古代ローマ皇帝、ディオクレティアヌスが作った1700年前の遺跡と、それをそのまま活用して住んでいる人々の営みが独特な一体感を生みだしている不思議な街並みが特徴的です。 古代ローマ皇帝、ディオクレティアヌスは284年にローマ皇帝になった人物。 このスプリットの地に宮殿(ディオクレティアヌス宮殿)を建て、305年の引退から没するまでの約6年間をここで過ごしたといわれています。 ローマ帝国 ...