訳あって、喜び勇んで購入したナンバープレートフレームを交換することにしました。
今回選んだフレームは、アルファという会社の「高輝度ブルーLEDナンバープレートフレーム」。ネット価格は3,000円以下と、他社のものに比べてかなり安値です。車検対応なのでLEDの光量は300カンデラ以下でしょう。
16個の高輝度ブルーLEDナンバープレートフレーム NL-118
車弄りを始めたばかりのころからLED付きのものが欲しかったのですが、当時は自分で配線する自信がなかったので諦めていました。
その後、デイライトの取り付けをディーラーに相談したのですが、我が家のヴィッツには市販のデイライトを取り付けられるスペースがないとのことで、こちらも断念。
結局、LED付きのナンバープレートのフレームを選ぶところに戻ってきました。
上の写真は、箱から出した様子です。
青色のLEDが左右に8発ずつ、計16発あります。
フレームは上下どちらでも取り付け可能なので、LEDの位置は上か下を選択できます。
私は下にすることにしました。
上の写真は、フレームの裏側です。
基盤が丸見えですが、透明のコーティングがされており、雨水対応とのことです。
※ユーザーの方のクチコミを読むと、コーティングの出来が悪いため、自分でさらにコーキング作業を実施されたという記事もありました。
配線の先を、フォグランプ取り付けのときに使った配線ガイドを使ってバンパーからエンジンルーム内に引き込みます。
エーモン工業 配線ガイド(品番:1160)
エンジンルーム内を、フォグランプのときと同じ流れで配線を伝わせて、運転席側のグロメット(赤丸印部分)から車内に配線を引き込みます。
上の写真は運転席に引き込んだ配線の先です。
配線は3メートル程度あるため、車内まで配線の継ぎ足しは必要ありませんでした。
配線はチューブになっており、その先からは赤(+)、黒(ー)、黄(ライト)の3本の線が出ています。
黄色の線をライトの線に接続すると、ライト点灯時に50%減光できる仕様ですが、ライト点灯と連動させると車幅灯の機能を有すると見なされて保安基準規程第42条「その他灯火類」から外れる可能性もあるため、私は使わないことにしました。
さらに赤の+線は、先日作ったイルミネーションスイッチに接続し、スイッチによるオンオフを可能としました。車検やディーラーさんに持っていくときは、念には念を入れてオフにしておくつもりです。
それにしても線が細すぎ。0.1スケア程度しかありません。
+線とー線を車の配線に接続(ー線にはさらに付属のヒューズボックスを接続)するため、事前に用意していた線にギボシ端子で接続しようと思ったのですが、被覆の剥ぎ取りや端子のかみ締めには細線用電工ペンチがないとつらいですね。
エーモン 細線用電工ペンチ 品番:1431
しかし、ここでトラブル発生。
スイッチをオンにしてもLEDが点灯しません。(汗)
検電器をかざすと、商品付属の配線の先まではちゃんと電気は届いているようなのですが・・・。もしかして不良品??(涙)
取り付け前にLEDがちゃんと点灯するか、バッテリーに接続して確認するよう説明書に記載されていましたが、大丈夫だろうと甘く見てスルーしてました。
しかし、ここまで施工しておいて、本当にLEDの不良なのか分からないうちに取り外すのはちょっと二の足を踏んでしまいます。
そこで、エーモン工業の12V電源ボックスを買ってみました。
エーモン 12V電源ボックス 品番:1890
LEDなどの電装品への電源を供給するためのものですが、家やバッテリー接続前の電装品の稼動テストにも使えます。ちなみに電源はコイン形リチウム電池(CR2032)4個です(テスト用が最初から付属)。
これを配線の先に接続してみると、なんとちゃんとLEDが点灯しました。
不良品ではなかったようです。
すると原因箇所は、スイッチやアースまでの配線部分しかありません。
色々と試したところ、付属のヒューズボックスを使わないとうまくいくことが分かりました。
おかしいなぁ~ヒューズボックスつけていても電気はちゃんと来ていたのに・・・。
誰か原因を教えてください。
まぁヒューズボックスはイルミネーションスイッチの配線に2Aのものをつけてあるので、つけなくても問題はないことから、外してしまうことにしました。
これで解決!?
昼間の点灯画像です。
パッと見、そんなに目立たないように見えますが、あるとないとでは大違い。
光量は少ないはずですが、遠目からでも点いていることがよく分かります。
デイライトっぽく安全にも貢献できるかな。
ちなみに夕闇の雰囲気は冒頭の写真をご覧ください。ばっちり目立ちます。(笑)
さて、ここからは余談。
1.ブルーLEDの車検対応の可否について
気になったので色々と調べたのですが、主に役に立ったのは以下のページとPDF。
○国土交通省「保安基準等関係基準の各条文」
○OKWave質問サイト「メーカーだから?(トヨタ)」
○DAY LIGHT
結論から言うと、前方に向かって照らす赤色以外の300カンデラ以下の光で、他の灯火と紛らわしいものでなければ「その他の灯火」に該当するためOKと思われます。
※点滅する灯火又は光度が増減する灯火は不可。
よく、取り付け位置の制限や青色不可といった話を耳にしますが、これは装置型式指定基準の話であり、日本で走る分には問題なさそうです。
2.乗用車の外装に係る保安基準の改正について
当初、多くのお店で車検対応を謳っている日星工業(POLARG)の「VGA200i LEDナンバーフレーム」を買おうと思っていました。
POLARG ポラーグ VGA200i LEDナンバーフレーム
しかし、本家メーカーのページで小さく「乗用車の外装に係る保安基準第18条(車枠および車体)の改正に伴い2009年1月1日以降の生産車両には取り付けできません」と書いてあったので諦めた経過があります。
これについて調べるため、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2007.06.29】別添20(外装の技術基準)を読んでみました。
「外部表面には、曲率半径が2.5mm未満である突起を有してはならない。ただし、突出量が5mm未満である突起にあっては突起の外向きの端部に丸みが付けられているものであればよいものとし、突出量が1.5mm未満にあってはこの限りでない。」という言葉が気になります。
うーん、今回買ったナンバープレートフレームの角は丸いですが、曲率半径は2.5mm以上なのでしょうか・・・。一応車検対応って書いてあるから・・・。
ヴィッツにLEDナンバープレートフレームを取り付け
2010年5月10日