デノンのAVアンプ「AVR-X1700H」を発売開始とほぼ同時に購入し、1カ月ほど使用しました。
使用した感想(レビュー)
ポイント
・残念だった点:HEOSアプリ経由でAmazon Musicを利用する場合、プレイリストを使用できない(と思われる)。
語れるほど音に詳しいわけではなく、この世界の沼にはまれるほどお財布の余力もない庶民かつ素人の感想です。
これまでは2010年3月に発売されたONKYOのAVアンプ、TX-SA608(7.1ch対応)を所有し、8畳程度の部屋に置いてデスクトップPCと接続し、高価ではないスピーカー(センタースピーカーはDENON、メインスピーカーはBOSE、サラウンドはFOSTEX)とONKYOのウーファーへ5.1chで出力してニアフィールドでホームシアターや音楽のリスニングを楽しんでいました。
ホームシアター環境の構築で参考にしているサイト:「ぼくの映画館」
しかし、リモコンが認識しなくなる、任意のサウンドモードに設定できなくなる等、動作が怪しくなってきたこと、そして最近主な再生機器がiPhoneやiPadなので、これらからAVアンプへ音楽を無線でキャストしたくなったことから買い替えを検討。
「ぼくの映画館」で、デノンの「AVR-X1600H」が高評価で紹介されていたので、私もこれを購入しようと考えていたところ、その後継機種である「AVR-X1700H」が2021年11月末発売という情報を入手。
単に5.1chで音のシャワーに囲まれたいという欲求しかない私には、一世代前になる1600Hでも必要十分だろうと思っていましたが、たくさんの提灯記事(?)を見て考えを変えました(笑)
「もはや前モデルとは別物(といえるほど良くなっている)」「種々の新規格に対応。長く使える!」と言われまくってしまうと、それなりに長く使うつもりなので新しいほうを買っておいたほうがよいだろうと思うのは普通ですよね。(笑)
開封(前)の儀。電化製品の箱を持つと、ついワクワクするのは私だけでしょうか。
裏側です。当分使わないであろう8K対応のHDMI入力端子あり!
前に所有していたSA-608にはなかった無線LAN対応。そのため、アンテナがあります!
リモコンは若干チープな雰囲気がします・・・。
「音の良さ」はスピーカーによるところも大きいと思うので、評価しづらいですが、BluetoothやAirPlay2経由で再生した楽曲は劣化感なく楽しめ、HDMI経由でPCから出力したハイレゾ楽曲や、HEOSアプリで直接インターネットからDLしたAmazon MusicのUrtra HDの楽曲の音色はさらに音色が良くなっている感は、素人の私でも聞き取れました。
また、BluetoothやAirPlay2を用いた無線機能で気軽に音楽を再生できるのも、求めていた機能だけあって嬉しいですね。
そして、間違いなく良かったと思えたのが、冒頭でお伝えしたサウンドモードの「Dolby Surround」。
元の音源が2chのステレオでも、接続するすべてのスピーカーをフル活用して適度に音を振り分けてくれ、勝手になんでもサラウンド再生してくれてしまう優れもの。全方位から音が降り注ぎ、音の中にいる感覚が最高です。
1点残念だったのは、再生アプリのHEOS経由でAmazon Muiscを聞く場合。Amazon Musicをよく利用するため、これまでAmazon Musicのアプリを用いて音楽を聴くことが多かったのですが、このアプリで設定してあるプレイリストや検索履歴等の情報はHEOSアプリ側には反映されず、またHEOS側でプレイリストを作成保存もできないようです。(それっぽい画面はあるのですが、Amazon Musicは非対応の様子)
HEOSアプリを使用せず、Amazon Musicアプリからアレクサへ音楽を無線でキャストするように1700Hへ音楽を無線でキャストすることができるので、Amazon Musicアプリを使用すればこの問題は解決できるのですが、UltraHD等の音質はキャスト時にHD音質に劣化してしまうらしいですし、複数の音源ソースを管理できるHEOSアプリ側でAmazon Musicアプリレベルの操作性が実現できれば100点満点なのになぁ。
リモコンカバーを百均でゲット
ダイソーの「シリコーンリモコンカバー(Lサイズ)」が「AVR-X1700H」のリモコンにちょうどよいサイズでした。
カバーをかぶせた様子です。すごいぴったし。
裏から見た様子。参考になれば幸いです。
フロントスピーカーを交換
AVアンプをせっかく最新のものに変えたので、フロントスピーカーをハイレゾ対応のFOSTEXかんすぴスピーカー P804-S に変えました。詳しくは別記事で・・・。