FOSTEX かんすぴスピーカー P804-Sでメインスピーカーをハイレゾ対応に

FOSTEX かんすぴスピーカー P804-Sでメインスピーカーをハイレゾ対応に

AVアンプをデノンの「AVR-X1700H」に更新したので、これを機会にメインのパッシブスピーカーも更新することにしました。

これまではBOSEの101MMというお店等でよく使われているスピーカーをメインに使っていました。
耳障りなく、単独でBGMをなんとなく流す際には味のある音が出て素晴らしいスピーカーでしたが、AVアンプを使用してホームシアター鑑賞や複数のスピーカーを組み合わせて楽曲を楽しむ場合、どうも音が少しぼやけている感じが気になってきて、更新することにしました。

ハイレゾ楽曲を楽しみたいので、せっかく買うならばハイレゾ対応をうたうものがよいと思ったのですが、有名大手メーカーのスピーカーでハイレゾ対応のものは、それなりのお値段がするので少々尻込み。

そんな中、以前サラウンドスピーカー用にダンボール箱を用いてスピーカーを自作した際に、スピーカーユニットとして選んだFOSTEXを思い出しました。

FOSTEXは日本のフォスター電機のブランド。音響・車載用スピーカー部品・製品の専業メーカーで、米アップル向けに同梱イヤホンを供給する等実力のある会社です。

ここが出している「かんすぴスピーカーシステム」というシリーズがハイレゾ対応なのに安価。当シリーズは、現在P802S、P803S、P804Sと3種類の2ウェイバスレフ型スピーカーシステムが販売されていますが、最新のP804Sはインシュレーターとベースボードを備えた底面バスレフ方式で、10cm口径ウーハーユニット搭載により再生周波数帯域が60Hz~40kHzとシリーズ中もっとも低音域まで対応。また、P802Sにはないスピーカーグリルも用意されており、デザインも秀逸。口コミも良好。

ただし、公式ホームページでは「小音量オーディオ」とうたっており、口コミでもニアフィールド向けと皆が言っているので、居間等の広い部屋向けではないという留意点はあり。

しかし、私の利用場所は8畳程度の小部屋なので大音量で聞くことはなく、パソコンのモニター両側に置くので留意点はクリア。

というわけで、P804-S一択と判断して購入しました。色展開が茶色系の木目のみという点だけが少々残念でした。周りに置いてあるものが黒か白なので、黒か白が良かったな・・・と。


購入後、早速パソコンモニタの横に設置。サイズ感は大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいですね。


裏側はこんな感じ。スピーカーケーブルの差込口は少し上側を向いています。


付属品としてスピーカーケーブル1.5mが2本付属しています。バナナプラグを持っていれば、スピーカーケーブルの脱着は容易です。

音の良さは、DACやアンプの能力にもよると思いますし、私は素人なので評論できるほどの知識はありませんが、1ヶ月ほどリスニングして思ったのは、今までよりもずっとクリアな音だなぁという感触です。BOSEの101MMと比べて解像度があがったというか、音がぼやけずしっかりしている感じがします。

肝心のハイレゾ対応についてですが、パソコンにてソニー製無料ソフトの「MUSIC CENTER for PC」からWASAPI排他機能を利用し、デノンの「AVR-X1700H」経由でハイレゾ楽曲をスピーカーに出力したところ、普通の楽曲よりもひとつひとつの音がしっかり聞こえる感覚を以前よりも受けました。そう聞きたいと思い込んでいるだけで気のせいかもしれません(笑)

口コミでは低音が少し弱いという声もありましたが、うちではウーファー併用が基本なのでその辺はあまり感じず。

追伸

スピーカースタンドを買いました。別記事で紹介します。

-オーディオ, デジモノ