ボディパーツ

ヴィッツにDIYでフォグランプを取り付け(その1)

2010年4月24日

vitz_fog01.jpg
あれはヴィッツ購入時の見積もりのこと。
ディーラーさんから「フォグランプは付けますか?」と聞かれた時、すでにエアロパーツ一式を妻にお願いして価格に含めた後だったという後ろめたさから、「"今は"要りません」と答えてしまったことが、こんなにも後に尾を引くなんて思いもよりませんでした。
納車後、フォグランプの収まる場所に何もないということに違和感を感じ続け、そして霧の出る山道を結構走ることも多かったことから、無性にフォグランプが欲しくなりました。
そこで、ディーラーさんにアフターパーツとしてフォグランプの取り付けを希望したのですが・・・結果は「お客様のヴィッツはフォグランプを後付けできない型ですね」との回答。汗
ディーラーの担当者さんは最初「ヴィッツのフォグランプ?あぁ、後付けできますよ!」なんて軽く言っていたのに・・・実はそれはマイナーチェンジ前の型までだったとのこと。
がっくりでした。
そこで、オートバックスに行って社外のフォグランプを後付けできないかという相談をしてみたのですが、「フォグランプの場所まで配線が来ていないと出来ません」との一言。
さらにがっくりでした。
もう諦めようと思ったそのとき、「リバース連動ハザードユニット」の取り付けのときに参考にさせていただいたa_kobaさんのブログで「トヨタ純正 前期用ディーラーOPフォグランプの取り付け」という記事を発見!
マイナーチェンジ前(前期)のフォグランプ+マイナーチェンジ後(後期)のフォグランプカバーという組み合わせで取り付けが可能とのこと。DIY初心者の私には少々敷居が高そうでしたが、「バンパーの取り外し」や「鏡を見ながら狭い場所で配線を取り付け」といった本来必要な作業を省略できる裏技付きの丁寧な解説があったので、そっくり真似してみることにしました。
<必要なもの>
○前期用ディーラーOPフォグランプセット(品番:08590-52270):21,000円
○後期用フォグランプカバー(R)(品番:81481-52330):1176円
○後期用フォグランプカバー(L)(品番:81482-52260):1176円
ディーラーで取り付けは無理でも、パーツの注文だけなら可能でした。
商品受け取り時、件の担当者さんから「取り付けは丸一日かかっちゃうと思いますよ」との脅し文句をスマイル0円とともにいただきました。
vitz_fog02.jpg
フォグランプセットの箱の中には、フォグランプ本体、前期用フォグランプカバー、車外用ハーネス(配線)、車内用ハーネス(配線)、スイッチ、リレー、結束バンド多数、ヒューズ、取付説明書等が入っていました。
説明書とa_kobaさんのブログを熟読したら、早速作業開始です。
vitz_fog03.jpg
説明書通りに行うのであれば、最初はフォグランプ本体の取り付けですが、私は一番作業に不安がある「車内~車外への配線の貫通」作業から取りかかることにしました。
上の写真は、ボンネットから運転席側の奥にある「グロメット」というゴムっぽいやつを眺めたものです。赤丸印の飛び出た部分をニッパーで切り取ると後から配線を車内に通すための穴が現れるので、そこに車外用の配線を通すことになります。
こんなときのための工具がちゃんと売られていたので買いました。
エーモン工業 配線ガイド(品番:1160)楽天市場で検索する

配線ガイドに車外用ハーネス(配線)の先っぽをくっつけて、グロメットにぶっ刺します。
vitz_fog05.jpg
上の写真は、車内の運転席下側から眺めた様子です。
ちゃんと配線ガイドが出てきていますね。これを引っ張っることで簡単に配線を車内に引き込むことができました。意外と簡単に出来てよかった。
vitz_fog06.jpg
適当な長さの配線を車内に引き込んだら、ボンネットに取って返して今度はフロント左側の場所までエンジンの後ろ側を伝わせて配線を取り回します。
上の写真は車の進行方向から見たらフロント左側のヘッドライトあたりを上から眺めたものです。
車外用ハーネス(配線)は、この付近で3又に分岐しており、1本はフォグランプ左側用、もう1本はフォグランプ右側用、そして最後の1本はアース用の線になります。
まずはフォグランプ左側のための配線を下に向かって垂らします。
次にアース用の線を説明書に書かれているアースポイントに接続します。
アースポイントへの接続のためには10mmのナットを外す必要があり、専用の工具を使った方がやりやすいです。私は、エーモンのコンビネーションレンチを買いました。
エーモン工業 コンビネーションレンチ 10mm(品番:1487)
バッテリー端子や車内のアースポイントなども10mmのナットなので、これ1本で結構多くの場所に流用できそうです。
vitz_fog07.jpg
フォグランプ右側用のための配線は、バンバー付近を伝わせてフロント右側に持っていく必要があります。本来はバンパーを外すため楽な作業のはずですが、私は外していないので結構大変。ボンネットなどで配線を挟まないように配線作業を行います。
vitz_fog08.jpg
フロント右側まで配線できたら、フォグランプ右側のための配線を下に垂らします。
次は、ついにフォグランプ本体の取り付けです。
vitz_fog09.jpg
バンパーを外さない代わりに、赤丸でかこったバンパー下の3つのボルト(ネジ式)を外す必要があります。車高が少し低いため、私は左右交互にジャッキアップして対応しました。
vitz_fog10.jpg
ハンドルは、フォグランプを取り付ける側と反対方向に思いっきり切ります(例:左側の取り付けだったら、右側にハンドルを切る)。
すると、バンパー下のボルトをゆるめているので、赤丸部分のタイヤハウス内側のカバーを手でめくることができるようになります。
vitz_fog11.jpg
カバーをめくったら、今付いているダミーのフォグランプカバーを押しだして取り外します。
vitz_fog12.jpg
ダミーのカバーは、上の写真のように5つのツメで車体にはまっているので、それぞれマイナスドライバーの先などで押してあげると取り外しやすいです。

ダミーのカバーが外れたら、フォグランプをねじ止めします。なんとねじは1本のみ。
後は3つのツメで車体にはまっているだけです。大丈夫かなぁ。
vitz_fog14.jpg
フォグランプ取り付け後、上から垂らしておいた車外用ハーネス(配線)を接続します。
このとき、雨水対策としてちゃんと下側にたるみを持たせて取り付けることがポイント。
vitz_fog15.jpg
最後に、今回購入した後期用フォグランプカバーを外側からはめ込めば見た目は出来上がり!
この後、車内の配線作業に移りますが、長くなったのでその話は次回にしましょう。
→ヴィッツにDIYでフォグランプを取り付け(その2)へ

-ボディパーツ
-, ,